85周年会の「まち歩き」 第26回記録

『紀尾井町・永田町のまち歩き & 赤坂でのジャズライブ』

創作展・長七展が終わりほっとしているところ、仲間の 7周年記念公演も近づいて来た。
そこで、今回は秋の最も気持ちの良い一時を、赤坂を囲う紀尾井町・永田町の丘の上、公園・庭園巡りで過ごし、締めは、赤坂でジャズの夕べです。
日 時:2011年10月22日(土)
<赤坂まち歩き>
集合場所:四谷駅・南口 (赤坂離宮側) 集合時間:15:00 まち歩き:2時間ちょっと 天気は、雨の後の曇りでした。傘は必要なく助かりました。
<冨樫さん7周年記念ジャズライブ>
集合場所:Bフラット・・国際新赤坂ビル・ツインビルの間、ホテルシャンティ先の右側 集合時間:18:00頃(19時開演) ステージ1.19:00~20:00 ステージ2.20:30~21:30 入場¥3500 食事と飲み物は別。
ルート
赤坂まち歩き
四ッ谷駅・・迎賓館・赤坂離宮・・ニューオータニ日本庭園・・弁慶橋・・国会図書館前・・憲政記念館と国会前庭・北と南・・日比谷高校・・山王日枝神社・・赤坂ジャズライブ会場
今回の歩数まち歩き(四ッ谷駅からBフラットまで) 2時間ちょっと 9700歩でした。
参加者まち歩き 14名、ジャズライブ 18名
[世 話 人] まち歩き世話人:柴田知彦(017)

<赤坂-紀尾井町・永田町のまち歩き>
四ッ谷駅~迎賓館・赤坂離宮
15時集合。冨樫さんも開演前の忙しいところ挨拶に来てくれた。いつものように少し遅れて S氏が登場し、まち歩きスタート。
四谷の駅を左側に歩いていくと、5分もしないうちに並木の先にきれいな西洋風の門が見えてきた。
しばらく迎賓館の建物や庭を門の隙間越しに眺める。(左)
高速道路を越えると右の崖下に堀が見える。この辺りが江戸城の城門の中でも最高地点に位置する門。道がクランク状になっていたため喰違門と呼ばれた。喰違見附跡。 喰違見附から見た弁慶堀と赤坂方面のビル街。(右)

ニューオータニ日本庭園
こじんまりとしたホテルの中庭を利用した日本庭園。雨上がりのためかしっとりと落ち着いた雰囲気を楽しむことができた。 大きな赤玉石があり、日本一だと言う説明があった。

弁慶橋
ホテルの中を抜ける。なんと 5階から1階というからかなりの高低差があったのだ。 弁慶橋に出てしばらくお堀を眺める。先ほどの崖の下に見えたお堀(弁慶堀)と同じだ。夏にはボート遊び。

国会図書館~国会議事堂
衆議院議長公邸と参議院議長公邸を右手に見ながら進んでいく。右手に曲がり、自由民主党本部の前を進む。少し行くと国会図書館(National Diet Library)。国会の議員の先生がすぐに調査できるためにそばにあるのだ。
この辺は銀杏の並木があちこちにあり、今銀杏の実が歩道に沢山落ちている。気にせず踏んづけていくのか、砕けた実が特有の臭いを発散している。


当然国会議事堂もあります。
この建物の設計者は誰だと言う話で、ベストアンサーは以下。
  「本格的な議事堂建設が始まるのは明治 39年(1906)のことです。議事堂の設計を希望する建築家は多く、辰野金吾や妻木頼黄も参加を希望していましたが、設計は公募することとなり、その結果渡辺福三の案が一等になりました。しかし、渡辺の案がそのまま採用されたわけではなく、その思想を生かしながらも、臨時議院建築局の技師たちが換骨奪胎しました。今日みる国会議事堂に、統一した様式美が見られないのは、こうしたいきさつによりますが、その威容はこの国の権威を飾るにふさわしいものといえます。」
いろいろな思想が集まってできたってことですね!

憲政記念館と国会前庭・北と南
日本の議会政治に関する展示施設である憲政記念館 (すでに閉まっている)の前を通り、広場に向かう。
尾崎行雄(衆議院名誉議員)を記念する碑がある。1858から 1954と言うと96歳まで生きていたのですね。
そばには立法、行政、司法の三権分立を表した三角形(三面)の塔がある。高さは31.5m。チャイムは、一日 4回(10時・13時・17時・22時)鳴る。

日本水準原点がそばにある。地震で変わったよなとの話題。調べました。
  原点の高さは不変ではない。原点を設置した当初の標高は、T.P.+24.500mだった。その後 1923年に関東大震災が発生。地殻変動が生じた為、再測量によってT.P.+24.4140mに改定された。さらに、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)によって 24 mm地盤沈下したため、原点の高さは24.3900mに改正された。

ここで皇居をバックに全員の記念写真。

  <報告> 国会前庭園で見つけた実をつけた樹木、帰宅して図鑑で調べましたところ、山崎さんが言ってたようにエンジュ「槐」のようですね。ちなみに材は建築に、花の色素はルチンで高血圧の薬、実は痔薬に用すると書いてありました。有用な木なのですね。

日比谷高校山王日枝神社
すでに暗くなっている。せっかくだからと門の中に入り込む人もいる。 左手に坂があり、さらに上っていくようだ。(左)
隣にある山王日枝神社の階段を登っていく。暗く、すべてしまっているが外からの参拝をする人もいる。(右)

ジャズライブ会場
30分ほど前に会場に到着。準備中で入れない。会場前でしばらく会話をして時間を過ごす。なぜか時間があっても少しも気にならなくなっている仲間です。話題が豊富なのでしょう。

まち歩きはこれで終了

<冨樫さん 7周年 記念ジャズライブ>
18時に会場。18人分の席を確保。あまり舞台の前を横に確保すると冨樫さんもやりにくいしねと縦に長く確保。
早速飲み物食べ物を頼んで、開始までしばしの懇親会モードに入る。 冨樫さんは、忙しく挨拶に走り回っている。
ステージ1
7時にライブ開始。赤シャツに派手っぽい少し光っている上着がステージ 1の衣装。ルート 66の開演曲に合わせて挨拶とミュージシャン紹介。来場者も「本日は中学時代の仲間、3日前に会った大学生、多くは高校の仲間です」と紹介。説明はなかったが、和服の女性(親子?)も来ていた。
South Of The Border フランク・シナトラの曲。エバ・ガードナーと熱烈な恋に落ち、すべてを捨てた。その後のカムバックの曲。 アイヤーイヤーと調子が良い。
Solamente Una Vez スペインの歌。大学ではスペイン語を習った。一年目は男の先生でしっかりと勉強した。しかし、二年目は駐日大使の娘で、きれい。顔、胸、ヒップ、足を見続けて、成績が落ちた。初級しか終わっていない。
New York, New York 途中、ダンスが入る。緊張していたと言うが舞台狭しと、先生(に振り回されて)と一体で踊っていた。 花束も。氷川清のバックで活躍の人とか。
Blame It On My Youth メロディーが好きという。日本語で、「若気の至り」は少し違うよね。
That’s All 私の与えることができるものには何があるのかな。と考えて見ましょう。
Summertime In Venice ゲストの森郁さん。赤い服で歌う。中日優勝おめでとう。 昔長嶋茂雄さんが立教の4番を打っていた時に、早稲田の4番を打っていたのが森徹さんでした。中日ドラゴンズで大活躍(ホームラン王、打点王)。郁さんはそのお嬢さん。
冨樫さんと森さんが同じKey で同じコード進行の別々の曲を同時に歌うと言うサービス。(本人はどきどきかも?)
冨樫さん
Pennies From Heaven 森さん I Can't Give You Anything But Love これもうまく行ったのでしょう。
最後は
All The Way

ステージ2
休憩 30分で8:45頃ステージ 2が開始。今度は白いシャツにきらびやかではない上着。
Mack “The Knife”の開演曲に合わせて挨拶とミュージシャン紹介。森郁さんはすばらしい。 これからまだ 10年頑張る。2.5⇒2.0⇒1.5流⇒1流と頑張っていきます。
Stardust シャボン玉ホリデーで聞いたことがあるでしょう。
Come Fry With Me フランク・シナトラの曲。この歌を見ながら客席の前のほうの美女を見つけていたという。今日は?
It Never Entered My Mind 初めての曲。一人暮らしを楽しんでいると、誰も相手にしないよ。さびしいといっても、もう遅いよ。メロディーが美しい。うまく行くか。
Moonlight In Vermont コルネット演奏は下間哲さん他。
P.S. I Love You これは日本ではどう書くのだろうかなと考えながら聞く。 愛してます。ではないだろうな。お体大切に。遠くからお体を案じています。・・・
Smile 再度森郁さん。この曲はチャーリ・チャップリンの曲と言うが。
冨樫さんと森郁さん。最初は冨樫さんが「嘘は罪」を3拍子で歌い、森さんが「手紙でも書こうか」を4拍子で歌った後に、一緒に歌うときには4拍子で歌う。
冨樫さん It 's A Sin To Tell A Lie 森さん I'm Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter
最後の曲はおなじみの
I Left My Heart In San Francisco
吉川がアンコールをと叫ぶ。皆でアンコール、アンコール合唱。 アンコール曲は、1968年のルイ・アームストロングヒット曲の
What AWonderful Worldでした。
21:50頃に終了。お疲れ様でした。各テーブルともよく飲みました。少なくとも5本ずつのワインは飲み終わったでしょう。
冨樫さんは帰るお客へ一人ひとりの挨拶をする。ハグをする人も。
<冨樫さんからのライブあれこれ情報>
会場:昔は「レストランシアター コルドンブルー」というお店でした。給料が3~4万円の時に1万円もとられる店でとても自分のお小遣いでは行けない店でした。たまたま業界の先輩に連れられて前田美波里ショーなどをみたことがあります。 そこがバブルの崩壊以後潰れて、今はジャズの大型ライブハウス「ビーフラット(Bb)」になりました。150席ありますが、柱の影でステージが見えない席が20席ほどあるので、130席と考えて計画しています。
スペシャルゲスト(その1):コルネット(トランペットの原型)を吹かせたら日本一と言われている下間哲さんを加えて豪華カルテット編成です。
スペシャルゲスト(その2):癒し系女性ヴォーカリスト No.1と言われて実力は当然ながら、人気も抜群の歌手 森郁(もり いく)さんが参加してくれました。
 
 
「まち歩きリスト」 に 戻る
 
  Copyright Shiyu alumini association All Rights Reserved