85周年会の「まち歩き」第9回記録

『隠された庭園とジャズが似合う
六本木を楽しむまち歩き』

    六本木庭園巡りと85周年仲間の富樫さん5周年ライブを楽しみました。
[まち歩き]
日時:11月6日(土)3時から5時半
ルート: 「表参道」交差点〜「根津美術館(新装)」〜「青山霊園」を通り抜け(後藤新平の墓に詣でて)〜「乃木邸・乃木神社」〜「新美術館」〜「毛利庭園(ヒルズ)」〜「檜町公園(ミッドタウンガーデン隣)」 〜ライブ鑑賞と懇親
参加者:11名(ライブ13名)
集合場所:
千代田線・表参道(表参道と青山通りの交差点)
[懇親会]
今回は、 歌手生活5周年記念ライブ:6時開場・7時〜8時/8時半〜9時半。冨樫さんのジャズを楽しみながらの応援&懇親会。
場 所:サテンドール

[世話人]
松木冨美子・吉田健・柴田知彦

まち歩きスタート

1)「表参道」交差点
15:00集合。表参道は、1920年(大正9年)に創建された明治神宮の正面側参道として整備された道路。原宿駅前付近から青山通りと交差する表参道交差点までの区間を指す。ケヤキ並木でも有名。

集合後に新装成った根津美術館に向かって行く。
2)「根津美術館(新装)」
15分ほど歩いて、新装なった竹林で囲まれた根津美術館に着く。ここは東武鉄道の社長などを務めた実業家で茶人の初代・根津嘉一郎の私邸跡で、現在も広大な日本庭園がある。その庭をちょっと見学しようと考えていたが、入場料が高い(4200円)ので次の目的地に移動。
青山霊園に向かって右側を皆が歩いていく。根津美術館の全体写真を撮るため左側を歩いていくと、「秋山庄太郎写真芸術館」があり、「1980s ぼくらのアイドルたち」と言う展示が開催されていた。写真だけ撮り、通過。
3)「青山霊園」
目的としているのは伊藤長七とゆかりのある後藤新平の墓に詣でることだが、なかなか見つけることができず、全員での捜査が開始された。3時半から20分ほどかかってしまった。
やっと一種イ5号にて発見。小さな林に囲まれていました。
<解説>自由主義的な教育思想を持ち、1919年に後藤新平や沢柳政太郎によって東京府立第五中学校(現・東京都立小石川中等教育学校)の初代校長に抜擢されると、「立志・開拓・創作」の校是や理化学重視の教育を打ち立て、府立五中の創始者として基礎を築いた。大正 7年 1918には後藤新平総裁の軽井沢夏期大学創立に尽力。夏期大学は当時気鋭の学者を招き様々なテーマで講義をしてもらうもので、受講者は圧倒的に若者であった。長七は開校式の祝辞で「民衆のための大学、否、民衆が自ら創作するところの大学、というものを考えねばならない時代が到来した」と述べている。五中校長時代、長七は年十数回、東郷平八郎、後藤新平、沢柳政太郎、吉岡弥生ら超一流の人物を招き生徒に講演を聴かせたことにつながっていく。
4)「乃木邸・乃木神社」
通りの反対側に見えている赤レンガの建物は馬小屋だ。乃木大将は馬を大切にしたそうだ
16:00ちょっとすぎに入り口に着いたが、門が閉まっている。16時閉館だ。残念。
門の隙間から乃木邸の玄関を撮影。 裏門から庭園の写真を撮る。
続けて裏手にある乃木神社を見学。 16:10なのでもう神社は空いている。
神殿で二人だけの神前挙式をしている。これから頑張ってほしい。
宝物殿には、乃木大将の思い出のものが展示されている。


この神社を被う大きな木は、「楷」と言う樹である。中国山東省曲阜県の孔子廟から持ち帰り、育成されたもの。
大正15年に植樹された。楷とは樹姿端正で一点一画が整っていることから書法の楷書の語源になっている。 紅葉(黄葉)している。
5)「新美術館」
16:40に新美術館に着く。「森の中の美術館」をコンセプトとしている。
シンボルマークは「新」の文字をイメージし、赤い直線で模られている。ゴッホ展が開催され、混雑していた。


別館は、歴史的建造物で二・二六事件ゆかりの旧歩兵第三連隊兵舎が一部保存されている。どこの部分だろうとの探究心が生じた。
6)「毛利庭園(ヒルズ)」
16:55に六本木ヒルズの蜘蛛を見ながら、約350年前の江戸時代に歴史が始まる毛利庭園に向かう。少し暗くなってきている。毛利庭園は小さな池を中心にしたところで、この池には宇宙メダカが放されているという。古いものと新しいものの共存を実現している。
17:30にサテンドールに着き、3人の仲間が場所を確保するために入っていく。残りは次のミッドタウンに向かう。
7)「檜町公園(ミッドタウンガーデン隣)」
すでに暗くなっている。足元に気をつけて檜町公園を散策。ここは毛利氏の中屋敷でその庭は「清水園」と呼ばれ、当時の名園の一つでした。

東京ミッドタウンは、旧防衛庁跡地の再開発計画により誕生した、複合施設及びその地域一帯である。旧檜町駐屯地。檜町公園付近は、 江戸時代長州藩松平大膳大夫(毛利氏)の中屋敷で、邸内に檜の木立が多かったことから「檜屋敷」と呼ばれていた。 かつて檜町と呼ばれたのもこれに由来している。
なんだか分からないオブジェも構築されて、飾られている。
8)サテンドールでのライブ鑑賞
18:00にサテンドールに着き、席に着き19:00の開演を待つ。

本日の出演者:冨樫勝彦(ボーカル)with Mio坂口(ピアノ)、中孝弘(ベース)、野口迪生(ドラム)、ゲスト 佐藤春樹(トロンボーン)。




冨樫さんからのひと言
ライブハウスで歌い始めて、あっと言う間に5年。今夜は5周年記念ライブです。
85周年の準備を一緒にしていた頃は、まさか自分がジャズシンガーになるなんて考えてもいなかったのですが、今では起きている間中ず〜っと音楽のことを考えています。
還暦を機にした無謀なチャレンジで、現在は、五流から四流へ這い上がろうと悪戦苦闘中。早く、一人前の三流にたどり着くよう努力しますので、これからも応援してください。

今日は、前半、後半それぞれ9曲歌いました。アンコールは、I Left My Heart In San Francisco。

      
10時前に清算を済ませ、帰路に着きました。

お疲れ様でした。
 
 
  閉じる
 
  Copyright Shiyu alumini association All Rights Reserved