● スーパーサイエンス ハイスル (SSH) 校内 研究発表会
SSH(スーパーサイエンス・ハイスクール)とは文部科学省が担当し、外郭団体 独立行政法人「科学技術振興機構」が指定するもので、2014年度は全国で204校が指定を受けている。(指定期間は5年間)
小石川中等教育学校は2006年度以降 継続して指定されており、学校が掲げる柱のひとつ「理数教育」の中核となっている。

校外での発表も行われているが、2014年11月15日(土)に本校体育館で、全校生徒の参加のもとで開かれた校内発表会に出席した。
■ 校長の挨拶
開会の挨拶は英語。 生徒の発表にも 英語によるものがあった。 戦後間もない生まれの筆者にとっては、「隔世の感」 である。

■ 発表プログラム
1.- @ 天然物有機化合物を 効率よく分離する方法の改善
1.- A 太陽はどこからきたか      ともに 英語による発表
 発表者:4年生(小石川フィロソフィー / 英語で科学を学ぶ )
注)小石川フィロソフィー とは:
SSHにおいて「科学的思考力、自己学習力、コミュニケーション力を高め、国際社会に活躍するリーダーを育てる教育の研究開発」を主題とし、全員が履修する教科である「課題研究」の中に科目として設定されている。 自らテーマを設定し、自ら研究し、成果を発表するが、英語での論文作成、英語での研究発表にも取り組んでいる。 (中等教育学校ホームページより)
2. 皆既月食について
  発表者: 3年生 ( オープンラボ 地学 / 天文研究会 )
注)オープンラボ とは:
SSHで行われている課外授業の総称。 物理 ・化学 ・生物 ・地学 ・数学の各科で、実験講習 ・戸外活動 ・校外講師による講演など様々な活動がある。
3.- @ かたつむりの嗜好による 学習の書き換えについて
3.- A 水草の相互関係について
  発表者: 4年生 ( 小石川フィロソフィー / 生物 )
4. 金属樹の研究
  発表者: 5年生 ( オープンラボ / 化学 )
5. ポチっとじょうろ(遠隔水やりシステム)
  発表者: 2年生 ( 情報 / パソコン研究会 )

6. 国際物理学 論文コンテスト と 物理チャレンジについて
  発表者: 5年生 ( オープンラボ / 物理 )
この論文は、ポーランド科学アカデミー主催の国際物理学論文コンテストで、佳作を受賞した。
7. ビュッフォンの針 −その多角形で πを出そう−
  発表者: 5年生 ( 小石川フィロソフィー / 数学 )
2014年8月にパシフィコ横浜で開かれた「SSH生徒研究発表会」でも発表を行った。
8. サイエンス・スタディ ・ツアー 
     −オーストラリア理数系授業参加プログラム−
  発表者: 4年生 ( ツアー参加者 )
夏休みの2週間 オーストラリア アデレードの高校で行われた、国際バカロレア・ディプロマプログラムの理数系授業を中心に参加した様子を発表したもの。 英語で発表された。
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